町山智浩、クローバーフィールドを語る

町山智浩のアメリカ映画特電(http://www.eigahiho.com/)

2008年1月23日第46回全米ナンバーワンの謎の映画『クローバーフィールド』を観た！

オープニング

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映画が始まると画面が真っ暗で、突然テストパターンがでてきてタイトルクローバーフィールドとでる。コードネーム「クローバーフィールド」、国防省に保存されているデータで、このビデオはかつてセントラルパークと呼ばれていた場所から採取されたと出てくる。

アパートのシーン、パーティのシーンが出てきて、怪獣の唸り声がして外に出ると自由の女神の頭が飛んでくる。その後ブルックリンブリッジを渡って非難することに(実際９１１の時はブルックリン橋を通って非難した。)。ブルックリンブリッジが突然崩壊する。主人公の彼女の助けに応じて、マンハッタンに帰る。マンハッタンに帰っても略奪や火事になっていたりしてなにがなんだか解らない。彼女を助けようとする移動中に装甲車や兵士が入ってきて地対空ミサイルを発射したりしている。その後地下鉄を通り彼女のもとに向かうが、大変なことになる。

期待しないで見に行ったが面白かったという感想。

最後の方にはステルス爆撃機がマンハッタンのど真ん中に向かって猛爆撃を開始し、完全な戦闘状態に。

最後に流れる曲は伊福部魂。

クローバーフィールドは結局JJエイブラムスは戦争映画や怪獣映画やSF映画を軍などの統制する方ではなく、戦争や天災に巻き込まれる全然関係のない一般の人の目から見たことを体験させる映画。ただの人間はどこまで無力かということを描いている。日本ではこういう映画をやってこなかった。

クローバーフィールドという意味を自分は知っていますが、みなさん考えましょう。